OUR SUSTAINABILITY JOURNEY

Karhu JP

環境に配慮したオペレーションの重要な鍵

当社は、オランダ・オルデンザールにある倉庫(取扱量の90%)と、英国・ラターワースにある倉庫(同10%)の2つを主要拠点として運営しています。事業の成長に伴い、倉庫運営と輸送管理の重要性はますます高まっています。一方で、その成長には、倉庫業務および輸送業務を環境面でも持続可能な形で運営していく責任が伴います

当社の環境対応における重点項目は、カーボンフットプリントの削減と廃棄物排出量の削減です。こうした削減をどのように実現すべきかをより深く理解するため、当社の倉庫はLean & Greenイニシアチブに参加しています。Lean & Greenは、EUおよび北米の物流サービス事業者や輸送会社によるネットワークで、カーボンフットプリント削減を目標に取り組んでいます。これらの目標は、2050年までのネットゼロ排出を目指すパリ協定とも整合しています。

1. エネルギー効率と再生可能エネルギー

エネルギー消費は、倉庫の環境負荷を構成する大きな要因のひとつです。オランダ・オルデンザールの倉庫では、風力由来の100%再生可能エネルギー(電力)を使用しています。一方、英国の倉庫では、再生可能エネルギーと非再生可能エネルギーを組み合わせて使用しています。2024年のエネルギー効率は、オランダ倉庫が11.8 kWh/m²、英国倉庫が17.9 kWh/m²でした。

また、当社の倉庫では、省エネルギー機器への投資や、標準的な蛍光灯からLED照明への切り替え、人感センサーの導入といった技術的な改善を通じて、省エネルギーを実現してきました。加えて、従業員に対しても、エネルギー消費や資源使用に対する意識向上を図っています。

2. 廃棄物削減とリサイクル

倉庫の持続可能性において、廃棄物管理は重要な要素です。段ボール、プラスチック、そのほかの梱包材に対するリサイクル施策を導入することで、埋立処分される廃棄物の量を削減できます。当社の倉庫では廃棄物に関して高い目標を掲げており、2023年までに廃棄物の90%をリサイクルすること、そして最終的にはゼロウェイスト体制の実現を目指しています。

オランダでは、リサイクル率の向上を目的として倉庫でゼロウェイストプロジェクトを開始しました。その結果、2024年には91.7%のリサイクル率を達成しています。

3. 持続可能な輸送と物流

輸送は当社のカーボンフットプリントに大きく影響する要素であり、その中でもLocal Heroの配送ネットワークは重要な構成要素となっています。当社の倉庫では、輸送に伴うカーボンフットプリントの可視化に取り組んでおり、配送会社からのデータと幹線輸送における排出量算定の両方を活用しながら、荷物1個あたりの平均CO2排出量を追跡するダッシュボードを構築しています。2023年における出荷輸送全体のCO2排出量は、64.8 tCO2eでした。

同時に当社の倉庫では、ラストマイル配送をより持続可能な形で実現する新たな事業者とも積極的に協業を進めています。既存配送会社によるサステナビリティ向上への取り組み、幹線輸送の最適化、そしてより環境負荷の低い配送手段の活用を組み合わせることで、世界中の当社ネットワークにおける荷物1個あたりの炭素排出量の全体的な削減につながっています。

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倉庫の持続可能性は、もはや一部の先進的な取り組みにとどまらず、現代のサプライチェーン・マネジメントにおける重要な基盤となっています。エネルギー効率の高い仕組みの導入、再生可能エネルギーの活用、廃棄物の削減、そしてカーボンフットプリントの可視化を可能にする技術の導入を通じて、当社の倉庫は、業務効率を高めながら環境負荷の低減に努めています。