秋に行ったセッションは、まだトップパフォーマンスにはなっていませんが、粘り強く、一貫性を持って、これから最高のレースができると信じています。
この夏のハイライトは、パーヴォ・ヌルミの故郷であるトゥルクで10kmのベストタイムを更新したことです。レース前、自分の体力には自信がありましたが、これまでの記録を15秒近くも更新したことは驚きでした。そのレースでは、ほとんどすべてがスムーズに運びました。天候は完璧で、ペーサーは安定したペースで引っ張ってくれました。唯一の欠点は、わずか3秒差で32分台を逃したことです。もし32分を切っていたら、フィンランド選手権の出場権を獲得していたはずです。ゴールでこれほど複雑な感情を抱いたのは初めてのことです。大きな自己ベストを出しながら、同時にそれを逃したのだから。
夏の終わりには、秋のマラソン大会に向けたトレーニングを開始しました。このレースでの目標タイムは達成できなかったのですが、総合的に判断して、秋のシーズンは素晴らしいものでした。
2022年のスケジュールは真冬のマラソンから始まりそうですが、ただのマラソンではありません。私の故郷では、3月にヤトゥカンキュンティラ(Jätkänkynttilä)スキーマラソンが開催されます。私はスキーが得意ではありませんが、多くの友人が年に一度、長いクロスカントリーのレースで一緒に滑っています。自分のコンフォートゾーンには入らないけれど、これは素晴らしい伝統です。私のペースはトップスキーヤーに比べるとかなり遅いのですが(スキーで走るよりもルートを速く走れそうです)、そんなことは関係なく、このイベントで一番大事なことは、特別な目標なしに友人たちと一緒にいることです。このことが、結果重視の私のランニングに対する良い反面教師になりました。
春のメインレースは、ずっと憧れていた伝説のマラソン大会、ボストンマラソンです。世界で最も歴史があり、最も権威のあるマラソンを走るチャンスがやっと巡ってきたのですから、最高の気分です。ボストン後の予定は、スピードを取り戻し、トラックに復帰することです。昨夏のトラックレースでの好調ぶりから意気込み、昨年のように5,000mや10,000mを数本走ろうと思っています。秋の予定はまだ未定ですが、少なくともハーフマラソンとマラソンがもう1回ずつはあると思います。どこに遠征してレースをするかは未定ですが、今度こそはスマートな戦術で臨みたいものです
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Ossi Peltoniemi / @ossipeltoniemi.
A history teacher and long-distance runner from Rovaniemi, Lapland (Finland).